周波数辞典

周波数って何?

公開:2019/10/24  更新:2019/10/24

周波数とは…

 周波数とは、交流電流、音波、電波などの周期的現象における1秒あたりの振動回数を表したものです。振動数と呼ばれることもあり、振動の周期は周波数と逆数の関係にあります。

 また、地球自身にも周波数があるといわれています。

 シューマン共振(シューマンきょうしん)あるいはシューマン共鳴(シューマンきょうめい、Schumann resonance)といわれ、地球の地表と電離層との間で極超長波 (ELF) が反射をして、その波長がちょうど地球一周の距離の整数分の一に一致したものをいいます。

周波数の種類

 周波数は7.83 Hz(一次)、 14.1 Hz(二次)、 20.3 Hz(三次)・・・・・といわれ、1952年ドイツの物理学者ヴィンフリート・オットー・シューマンによって発見されました。

 シューマン共振に「リラックス効果や治癒効果に科学的根拠はない」とされていますが、

  • δ波(デルタ波)    1~ 4Hz  熟睡している時の脳波
  • θ波(シータ波)    4~ 8Hz  まどろんでいる時に出る脳波
  • α波(アルファ波)   8~13Hz  心身がリラックスしている時の脳波
  • β波(ベータ波)   13 ~30Hz    人が活動している時の脳波
  • γ波(ガンマ波)    30Hz以上  脳がハイスピードで動く時の脳波

人間の脳波は、地球の周波数7.83Hzは人間の脳波のθ波、α波領域に位置しています。

周波数ってどんなもの?

 周波数は、電波が1秒間に進む間の波(振動)の数を数えたものの事をいいます。

 「音」も「光」も「電波」も遠くまで届きます。遠くまで届く理由はそれらが「波」だからです。そしてそれが何かを説明するときに「周波数」を使います。 

 音声や映像情報は “波”の形で伝送されますが、その波のサイクルが、一秒に何回繰り返されるかを示すのが周波数です。

周波数の単位はHz

 周波数=波の繰り返し数/1秒となり、これを物理量としての単位では[Hz](ヘルツ)と書きます。

 周波数は物理、機械の分野では振動数といわれることが多く、「周波数が高い」とは、より細かい部分の情報が伝送できることを指しています。

 たとえば、1秒間に10回、波が繰り返されれば10Hzになります。

1000Hz(ヘルツ)=1kHz(キロヘルツ)

1000kHz(キロヘルツ)=1MHz(メガヘルツ)
1000MHz(メガヘルツ)=1GHz(ギガヘルツ)  
1000GHz(ギガヘルツ)=1THz        

です。

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